Leaves of daily life

日々の記録

情報処理安全支援士試験結果

受験結果

秋に受験した「情報処理技術者試験」に合格。

試験を通しての振り返り

受験内容は有益か?→個人的には受けてよかった

体系的な知識習得を目的として受験した。資格試験教材は、体系的にまとめられていることが多く、セキュリティ分野の大枠を浅く拾えた感触はある。 問われる内容は「セキュリティ確保」に関する実用的なもの。午後問題は「インシデント」発生時のロールプレイであることが多く実践的。攻撃者が残した痕跡をもとに、資産の損害状況特定、システムの脆弱性の特定・・・と、ミステリー小説が好きな方はきっと楽しい。

使用教材は?→情報処理教科書 情報処理安全確保支援士(上原氏)

「知識習得の視点」では体系的な内容となっていて読みやすい。挿絵もちょうどよい粒度で理解もしやすい。「試験合格の視点」では「過去問題の理解」が重要というのが個人的な考え。IPAが公式に、過去問と解答を提供しているものの、なぜその解答か理解できない場合も多く調べるのに時間がかかってしまう。この書籍は「数年分の過去問の"解説"を提供している」点が時短になり良かった。

情報処理安全確保支援士に登録するか?→当面はしない

「情報処理安全確保支援士」の登録が目的ではない。が、登録したらどんなうれしさがあるのかは気になり調べてみると、ネガティブな情報が出てくる出てくる。おおよそのメリットは「情報処理安全確保支援士」と名乗れること。デメリットは「資格維持費用(14万/3年)」、「秘密保持義務が発生し、義務不履行時には刑事罰を受ける(前科がつく)」こと。個人的には、支援士を名乗れることに嬉しさがある環境にいないため登録はしない。支援士を名乗る嬉しさが、デメリットを上回ったタイミングで登録すれば良いかと。