沖縄ソロサイクリング 5日目(全5日)
■記録概要
沖縄に一人旅したときの記録です。コロナ禍の自発的な過剰自粛が続きストレスがもはや限界。これまで我慢してきたこともあり、悩みましたが思い切って4泊5日の自転車旅を計画してリフレッシュしに出かけました。出発日は11/13の夕方。
1日目:飛行機移動~東急ステイ那覇着(20:30)
4日目:名護エリア周回
5日目:名護~那覇空港 ⇐本記録の内容
■5日目(最終日)
昨晩の計画では、8時発で「残波岬」「ステーキ」「国際通り」「空港でお土産物色」を計画。大体の時間を決めて、日程が間に合わないようなら諦める方向。
■起床&朝食(7:12)
まぁまぁ計画通り。朝食会場へ。メニューが微妙に変わった。ベーコンかソーセージかぐらいの差。美味しい。シークワーサージュースをがぶがぶ飲む。本当うまい。
■ルートイン出発(8:20)
荷物の最終確認をしてルートイン名護をチェックアウト。快適でした。ありがとう。
残波岬を目指し出発。「読谷」の地名を探しながら国道58号を南下。おしゃれな地名。道路は平坦で、クルマの流れは速いため、ペダルを回す速度も自然と上がる。1時間半ほどで水分補給のために一時停止。スマホで現在位置を確認。
残波岬超えてるじゃん...。まぁ、こういうことは多々ある。
この時点で10時。速度はかなり順調!超えたのも少しなのでリルート。軽い丘を越えて進む。「やちむんの里」の看板を見つける。が、通り抜ける。最終日で無ければ確実に吸い込まれている。
■残波岬(10:30)
残波岬灯台。白く美しい建築は昼間でも映えます。見所は「灯台」と「珊瑚が隆起した断崖絶壁」。「断崖絶壁」は灯台の近くから良く見える。
太陽の陰影がゴツゴツした質感を主張してる。灯台を登らなくても壮大さは十分にうかがえる。が、せっかくだし残波岬灯台を登る(300円)。獲得標高は31m。普通の階段で、最後の数段だけ急になっている。登った先で展望台(屋外)へ出れる。手すりは低め。
珊瑚が隆起した黒い絶壁が2kmにわたって続いているそうです。切り立っていて断崖斜面には光が当たらず黒い。また、果ては灯台上の上からも見えない。
南西側は絶壁ではない。遠浅なのか海の色のグラデーション。さらに南(写真左)に行くとビーチがある。オンシーズンはさぞかし賑わうのだろう。
空を見ると戦闘力高そうな飛行機が2機飛んでいた。米軍/自衛隊といった一面を思い出しつつランチを目指す。目指すのはステーキ!北谷店へ向けて南下を再開。
88ステーキハウス(北谷店)@アメリカンヴィレッジ(12:00)
お昼ちょうどに到着。計画通りに進みすぎてやや気味悪い。自転車を止めて店内に。メニューを見て、特上リブロースステーキをミディアムで注文。その間、サラダバーと走行中に失われた水分をガブガブ摂取する。3~4杯飲んだところで肉到着!
とても熱々。200gって結構なボリューム。まずはそのまま。牛臭さは無くやわらかい。塩、コショウと変化を楽しみながら...まさに一瞬。お会計を済ませて町へ。
アメリカンヴィレッジは旅行前には訪問予定がなかった。情報は前日仕込。一言でいうと「アメリカンコンセプトの商業エリア」が私の理解。多分間違ってない。
ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)に、狂気のフィルタを2~3枚かけた風景が初見での印象。USJでは窓から飛び出しているのはアメ車だったはず。なぜか4階にサメが捕縛されている…。
路地に入るとクリスマスムード。遠目で見ると美しいのに、随所にスパイス(裸のアジアン/人形や寿司屋/ティンカーベルはイギリス?)が仕込まれている。
沖縄はアメリカ・日本の文化が融合した土地。異文化が融合したときの違和感を楽しむ場所なのかもと認識を改める。適度に散策して次の目的地、那覇国際通りへ出発。
那覇国際通り(13:30)
空港に15時着の計画。国際通りに立ち寄る時間ありと判断。古い記憶では路地通りだったが普通に大通りだった。「歴史の修正力」という言葉が頭を通過していく。今更。
事前調査していたマンゴーソフト。かなり気温が上がっていて、日向のベンチ(写真奥)に座ったら店員さんが「日陰のベンチが空いてるよ」と声かけてくれた。感謝し移動。
本日のデザート。第一弾。第二弾は空港で!
味は濃厚なマンゴー。見ての通り太巻き。暑さ(溶け)への耐性は普通。コーンの中までしっかり詰まっていて見た目以上に楽しめる。コーンも黒糖風味で美味しい。
衛生上の理由で食べる部分に触らないように食べようとするが至難の業。コーンの巻紙を少しずつ破っていく戦略で最下層で詰んでしまった。頑張って中身だけ抜こうし爆発。中身の液が路上に...。ウェットティッシュで吹いて撤収。
那覇空港到着(14:30)
計画の30分前に到着。18時発なので3時間半あり余裕じゃん。この時点の計画は以下。このあと現実を知ることになる(写真はありません)。
輪行準備
汚れをふき取り、出発前と同じ順にばらす。
SPDペダルをアーレンキ―で外す。右ペダルが回らない。緩める方向を再確認。あってる。アウターにチェーンがあることを確認して、手のひらで力一杯に押し込むと動いた!手の平からやはり出血。チェーン位置は確認してよかった。タオル使えば尚よかった。そうこうしてる間に少し時間オーバー。
那覇空港での自転車預かりは慣れている印象で、特に問題なく受け取ってくれた。
お土産を買う
嫁からのお題は「オハコルテのヒラミーレモンケーキ」と「ほうき星のカヌレ」の2個。どちらもGotoトラベルクーポン(電子版)が使えるので予算確保済み。あと、個人的に、お世話になった「ぬちまーすの塩」をお土産にしたい。
オハコルテ
店舗マップに見つからずネットで調べる。国際線側に移転との情報!国際線へ行き店舗を発見。10個入りを注文して、Gotoトラベルクーポン(電子版)にて支払...えないだと。画面に「圏外」表示。久しぶりに見た。電波が拾えない!(楽天モバイル)
海外ローミングまで提供しているのに、国内空港の国際線で電波拾えないとは。再起動とか試すも効果なく。最終手段のフリーWifiに一瞬接続して決済。
ほうき星
国内線に独立店舗の形になっている。カヌレは個数、種類の順で決める。一番多い個数(12個)を選択。次に種類。12個の枠に対してカヌレは13種!Another(綾辻行人)の3年3組的構図。今回はパイナップルを「いないもの」にして対策。
ぬちまーすの塩
売っている場所を調べる。国際線!オハコルテ横!!戻る!!
手荷物検査&着替え
お土産がそろった時点で、出発30分前。手荷物検査ゲートを通過。搭乗口近くのトイレで、自転車ウェアを脱ぎ除菌シートで体を拭う。トイレからでた時点で、搭乗案内も終盤。近くの売店は人だかり。十分楽しんだ実感とともに、搭乗ゲートへ進む。
飛行機の中(17:50)
搭乗前のバタバタから一変、やることがなくなる。傾けてはいけないカヌレが足元で水平であることを祈ることぐらい。旅行を振り返りながら過ごす2hのフライトは案外あっという間だった。あと、ANAのスープは美味しい。
中部国際空港セントレア(20:00)
思っていたよりも暖かかった。嫁が迎えに来てくれた。すべてありがとう。ピックアップ場所がわからなかったようで、周回路を3週は見送った。サーキット状態。「あと1周でキレルところだった」そうです。知らないところで危機を迎えていた。
最後に
19年10月の「しまなみ海道(2泊3日)」から、1年越し2度目の長期一人旅。新型感染症リスクは自分でどう頑張ってもゼロにはできない。そんな中で、一人旅に行くことを許してくれた嫁に本当に感謝。減点方式に感じる日常を離れ、自分の意思で「初めての挑戦/経験」に触れる機会になった。不安な気持ちもあり、徐々にわくわくする気持ちに変わる。そういう子供時代に感じた感情も、自分にはまだあると感じた。来年はまた別の新しいこと挑戦したい。そう思う旅行でした。
以上。