Leaves of daily life

日々の記録

沖縄ソロサイクリング 4日目(全5日)

■記録概要

沖縄に一人旅したときの記録です。コロナ禍の自発的な過剰自粛が続きストレスがもはや限界。これまで我慢してきたこともあり、悩みましたが思い切って4泊5日の自転車旅を計画してリフレッシュしに出かけました。出発日は11/13の夕方。

1日目:飛行機移動~東急ステイ那覇着(20:30)

2日目:南部一周~うるま市伊計島

3日目:うるま市伊計島)~名護市

4日目:名護エリア周回  ⇐本記録の内容

5日目:名護~那覇空港

 

■4日目

本日の走行ルート

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名護西部周回

■本日の計画

美ら海水族館沖縄そば、古宇利島を計画。移動量控えめ。本日は足休め気分のサイクリング。ゆったり観光&サイクリング楽しむオフ日。

■朝食@ルートイン(8:30)

8時起床。しっかり寝た。8時間睡眠。毎晩のお風呂マッサージと膝サポータ(バンテリン)のおかげで体の調子は良好。3日目ともなると、心配は顔をひそめて、わくわく感が勝ってくる。晴天!

8時半ごろ朝食会場へビジネスホテル朝食。美味しい。ご当地感は、シークワーサージュースとさんぴん茶

■出発(9:30)

連泊なので荷物をホテルにおいて行く。これ自転車だと結構重要。大型10Lサドルバッグ(嫁の命名はバズーカ)を外して9時過ぎに出発。

■砂浜(たぶん名はない)

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名のない砂浜(走行ルートにて)

美ら海水族館目掛け海岸線を時計回りに走行。車道からも砂浜が見えてついつい立ち寄る。白くきれいな砂浜が歩道のすぐ横に!

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砂浜と足跡

青のグラデーションがあまりにきれい。風はなく穏やか。自転車おりて波打ち際にまで。海水はまだまだ温かい。SPDシューズのまま波を触りに行ったものだから当然浸水。靴底に穴空いてるからね。乾くのも早かった。

採石場

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名護の採石場

石灰石採石場とセメント工場。「遠い昔珊瑚が積もって石灰化した海底」が隆起した...のかもしれない。採石場を見ると天空の城のラピュタを思い出す。

瀬底島(10:40)

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瀬底島にて本部を臨む

島を見つけて渡る(使命感)。瀬底島の展望台からの写真。橋の傾斜が独特。沖縄本島から登ってそのまま平坦に。瀬底島も一周できるかなと調べるも、そういう感じでもないらしい。展望のみを満喫。

寄り道が過ぎ11時。沖縄そばの店も開き始めることに気づいてしまう。「手打ちそばきしもと」へ進路変更。

麵屋きしもと(10:55)

開店5分前到着。店の入り口は閉まっている。曇りガラス奥に、人の気配も灯りも見えない。「定休日?」と不安な気持ちでガラガラの駐車場に自転車を止めて戻る。ドアが開いていて先客二組。地元の方かな。

メニューはシンプル。「沖縄そば(大)」「沖縄そば(小)」と「ジューシー」の3種。朝食たくさん食べてから時間が経ってない。が、食は旅のメインの一つ!今食べないでどうする!

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きしもとの沖縄そば(大)

注文数分で着丼。早い。スープはカツオ系の優しい味。次から次へお客さんが入ってきて満席に。半数くらいのお客さんが「沖縄そば(小)+ジューシー」を注文。ジューシーは店内掲示みると沖縄の炊き込みご飯らしい。さすがに・・・。

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ジューシー

食べないわけにはいかない。追加注文。恐るべき沖縄。完食。大満足して店を出る。11時半前というのに店前には列が。恐るべし。

美ら海水族館

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美ら海水族館エントランス

2度目の訪問。十数年ぶりくらい。エントランスからすでに景色が素晴らしい。伊江島を借景に、晴天に薄い雲。オレンジの屋根のアクセント。沖縄リゾートだね。「パツパツのレーパン」で行くのは気が引けてズボンをはき、とマリンパーカーを羽織る。

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黒潮水槽と家族の時間(絵画っぽい)

美ら海水族館へ入場。「ソーシャルディスタンス」という張り紙が目にはいる。チンアナゴ●●匹分=2mとか。その水槽にゆかりのある生き物で表示してる。ユニークな案内。目を引く(機能的かはまた別の話)。

目玉展示の「黒潮水槽」。正面だけでなく側面(シアター)や見上げる形で下からも観察できる。側面から撮影した一枚。本水槽の2大スター「ジンベエザメ」と「エイ」がそろう行幸。ご家族のオフ日かな。楽しそう。

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大水槽(正面)

 大水槽の正面から撮影。ジンベエザメの大きさが際立つ。水槽正面にスロープ&ひな壇の席があるので上から見ると水平に見える。全体の雰囲気を楽しむ。

琉球Cola@UCC

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琉球コーラ

美ら海水族館の有料エリアは見所がギュッと詰まっている。その分、ルートとしては短くさらりと抜けてしまった。出口付近に自販機を見つける。

沖縄は珍しい飲料多い。写真「琉球Cola」。那覇付近で見かけて気になっていてやっと手に取れた。味は甘め。ペプシコーラに近い。

エネルギーを(過剰)摂取して無料エリアへ。無料エリアは恐ろしく広く、他の水族館ならお金撮られるような生き物を多数見れる。

うみがめエリア

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うみがめ

ウミガメ水槽の横側から撮影。なんだかジェットストリームアタックぽくとれてしまった。ウミガメと廃プラの展示は今も。いつかなくなると良い。

近い時間帯でショーのもなかったので景色を楽しみつつ散策、次の目的地へ。

福木並木

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福木並木と猫のいる風景

写真のような風景が続いていく。自転車を降りて転がした場合、20分くらいの印象。人なつっこい猫に出会えた。自転車近づいてきて足元で遊んでくれる。

もち上げてかわいがりたい!あご撫でてゴロゴロ言わせたい!補給食を分けてあげたい!...などという欲求にかられる。昨今の衛生面が頭をよぎる。塩対応でごめんな。イヌよりネコが好き。

橋の駅リカリカワルミとワルミ大橋

ワルミ大橋という橋の西側に位置している「橋の駅」。名前が気になって立ち寄る。高台にあり見晴らし良好。

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古宇利島をのぞむ(換算120mm)

橋の駅から「古宇利島」と「古宇利大橋」を臨むことができる。古宇利島(左奥)の白い建物がオーシャンタワー。古宇利大橋は低めの橋であることがわかる。遠そうに見えるけど、下り基調なので感覚で15分くらいで橋の渡口へ。

古宇利島

この島の見所はまずは「古宇利大橋」、次に北側エリアの「ハート岩」、展望を楽しめる「オーシャンタワー」の3点(個人の見解)。島自体が1周できる点もポイント。サイクリストには大事なのですよ。

古宇利大橋

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古宇利大橋

宇利大橋。真っすぐ続くキレイな道路。海面が近い。開放感がたまらず、「アー」と意味もなく叫びたくなる。車通りはまぁまぁあるので変な奴だと思われる。古宇利島につくとすぐビーチがあって、水遊びしているご家族の姿、アイス屋さんの姿も。

ハート岩

古宇利島の北限にある「ハート岩」。橋を渡ってから時計回りに向かう。ゆるい登り基調。ゆらゆら登る。

潮の加減が良いと、二つのハート岩の間の空間にもハートが現れるのだとか。多分そっちが真の意味での見所なのでしょう。「嵐」の楽曲で使われたのだとか。景色・海は良い意味で自然できれいだった。

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ハート岩

写真の景色へたどり着くには、「やぶの間の細い道」を進んでいきます。前の人から「ヘビッ!」の単語が飛び、「ビクッ!」っとする。踏まないように慎重に進む。

そんな道にも関わらず、カップルやおしゃれご家族が多いこと多いこと...。うっかりレーパンのまま来てしまい後悔。雰囲気壊してごめんな。岩場でSPDシューズが滑りスクィーズボトル落とす。飲み口に砂が入り凹む。

速やかに撤収し島一周を目指す。登ってきた分下りでぐんぐん速度が出る。すぐに一周を回ってしまった。走行軌跡を見ると、ダイヤモンドの指輪みたいな形になってる。

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途中で見かけたわき見注意の看板

「注意看板」を発見。福木並木を過ぎたあたりからちょいちょいあり気になってた。「なきじん=今帰仁」で地域のことを表すらしい。結構目につくうえに、意味を考えさせられる。落語だと、この看板自体にわき見して事故が起きるやつだ。

沖縄の方は皆さん美人です。ただし、走行中の遭遇がない。言うほど注意必要かと。

オーシャンタワー(16:55)

南西側が開けている高台にある。そこから見る夕日は格別だろうなー。日没まで40分。時間的にもちょうどいい。一方で夜間走行を少しでも避けたい気持ちがある。

「どうせカップルだらけだよ」という予感が背中を一押し。スルーを決定。

次回は夜間走行を克服を心に刻み沖縄本島へ戻る。ただし、夕日はアキラメナイ。

屋我大橋

羽地内海をぐるっと一周して名護ルートインに帰る。途中、西側は基本海で開けている。きれいに見えるロケーションが探しながらペダルを一生懸命に回す。

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屋我大橋からの夕日

橋の上でいい感じに夕日が沈んで行くのを眺めることができた。観光地でもなんでもない橋だけど、縁を感じる。感謝。

ルートイン着(18:00)

少しの夜間走行がありましたがトラブルなく帰着。ご飯の行先を決めてなく、ホテルの人に「沖縄っぽいもの」のお店を聞いてみる。どちらも居酒屋でちょっと気が引けて再検討。走行中に見かけた「かねひで」というスーパーが、近くにあることがわかり、ご当地の味を探しに。

夕食(スーパーかねひでとAWバーガーのコラボ)

オリオンビール(3種:75は名護仕様)、タンナファクルー、サーターアンダギーをゲット。お刺身は売れてしまったのか一般的な魚ばかりだった。これに、AWバーガ(2日目)と補給食(那覇ドンキで買ったドーナツ棒)で夕飯。部屋で一人でゆったり楽しむスタイル。タンナファクルー(写真右下)は初めて食べた。黒糖を使った山パンといった味と触感。ビスケットの大サイズ。黒糖感が好み。AWバーガは移動中に崩れた。

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夕食

4日目の備え

明日は移動の制約(18時の飛行機)がある。起床時間・風向き・観光地・ランチスポットと割と真面目に計画。外していた荷物も取り付けて速やかに出発できるように準備。

浴場での足のマッサージを済ませて、早めの就寝。

 

リラックスして過ごせた一日でした。あれも、これもと良さげな選択肢は多く、時間は限られている。ベストかはわからないけどベータな選択を楽しめた一日。ちょうどよかったけど、思ったよりは走行距離があった。

以上。