Leaves of daily life

日々の記録

FP2級試験の合格

5月に受験したFP2級(ファイナンシャルプランナー)の合格証書が届いた。 受験同期や勉強方法、備忘録として投稿。少しまじめに書いてみる。

1.受験動機

ゆとりある生活の中で、いろんなことを経験して生きていけたらと思う。 そのためには、お金があるに越したことはない。

効率よく増やす&減らさないためにどうしたらよいか知りたいというのが受験動機。 FP2級(FP協会)を受験にした理由は以下。

資格試験 ⇒ 体系的な知識習得、期限決めた学習、習得知識レベルの確認ができる。 ファイナンシャルプランナ ⇒ 肩書は「お金の専門家」。お金にフォーカスした資格のため、目的にマッチ。 2級 ⇒ 実践的な知識が付くのは2級。というネットの評判を信じて。 FP協会 ⇒ 自分の資産設計がやりたい。「資産設計提案業務」に重きを置いてそうな方を選択。

2.資格取得まで

2.1.FP3級受験

FP2級には受験要件が存在する。 3級をスキップする方法はいくつかあるが、3級を独学受験することを選択。 ネットでの評判通りで難易度は低いので、1ヵ月も勉強すれば余裕をもって合格できる感触。 2級は同分野を深くした内容なので、この勉強をしっかりすれば2級でも役立つ。

2.2.FP2級受験

75%の得点で合格。勉強期間は1ヵ月強。 「みんなが欲しかった!FPの教科書2級(滝澤ななみさん著)」を使い独学。

実用的な知識習得目的に合格を目指す場合(私の場合)

進め方概要 1.ライフイベント毎のルールを抑えるために1周目。(数字暗記はこだわらない) 2.次は数字にある程度着目しながら2週目。(完璧に覚えるのは無理) 3.試験問題解きながら頻出数字は暗記する。

今回の目的は「実用的な知識習得」であり「合格すること」ではない。 目的を明確にして、目的にあった勉強方法を選択が大切。頑張ろうと思う気持ちが持続する。

そのため、人生のどのタイミングでどんなルール(法律や行政サービス)があるかの把握を優先。 ルールの存在と概要を知っていれば枝葉(控除金額や適用条件)は優先度が低い。使おうと考えた時に調べれば良いですので。

枝葉事項と知識補強を2周目/過去問で抑える。ボリュームが多く暗記はツライので、以下2点重要と思います。 ・取捨選択をする。実用上、覚えておきたいものを優先的に覚える。 ・理由もセットで覚える

例えば... 扶養控除は年齢によって違う。16歳以上は「38万」、19歳~23歳「63万」。 16歳から高校生。学費で出費も増えるので所得から控除してあげよう。 19歳から大学生。更にお金がかかる。大学生期間は控除を特別に増やそう。 とかなのか?※本当にそうかは知りませんが。

3.所感

お金の徴収は自動化されていて、詳しくなくてもしっかり徴収してくれる。 還付や免除は、自分で申請しないと対応してくれない。 今後活用できそうな知識を得られた感触あり。

4.備忘録

確定拠出年金(ライフプラング)

拠出金が控除される。すぐに使えないというデメリットはあるけど節税効果が大。 住宅ローン控除並みにお得な制度。周りの人も結構知らない人多い気がする。

高額医療費制度(社会保険

医療費が高額になっても月当たりの自己負担額上限がある。上限は所得による。 医療保険の保険金額を検討する際に、この上限金額を考慮して決めると

相続税の節税

相続税は色々な方法で節税することが可能。

①相続対象を減らす

「暦年贈与(年110万)」により「相続対象」を計画的に減らす。

②相続対象の見かけ上を減らす

現金ではなく不動産の形にすることで評価額を減額する。

③死亡保険の非課税を利用する

死亡保険の受け取りは「法定相続人×500万円」が非課税になる。