Leaves of daily life

日々の記録

2018夏休旅行

概要

夏休み前半は帰省。後半に旅行に行く計画を立てた。 長野県松本市に昼頃スタートして、長野富山を旅行する計画。

観光ルート

<8/15(初日)> 1.千石(山賊焼き) 2.北アルプス牧場(アイス) 3.宿泊@グリーンベル <8/16(2日目)> 1.黒部ダム 2.昭和軒(ソースかつ丼) 3.フォッサマグナパーク&ミュージアム 4.カナルパーク 5.宿泊@ドーミーイン富山 <8/17(3日目) 1.岩瀬(廻船問屋森家、展望台、どらやき) 2.番やのすし 3.源 ますのすしミュージアム 4.21世紀美術館

観光ポイント

千石の山賊焼き

鶏肉をニンニク風味に甘辛く上げた肉料理「山賊焼き」。長野県の塩尻の「山賊」、または、松本の「河昌」が発祥の地らしい。「山賊」は夜営業のみのようなので、「河昌」へ向かう。到着は1時前。すでに売切閉店。当日諏訪湖花火大会だったからかも。営業していた「千石」を訪問することに。

店舗前には10台程度の駐車場。店前には順番待ちの方が10名ほど。待つこと1時間位で山賊焼きが到着。香ばしいにおいと、殺人的なボリュームに衝撃を受ける。巨大な胸肉がなんと3枚。薄めな色とは裏腹に味はとても濃厚。14時を過ぎていて非常に空腹だったけど、お肉を食べきるのがやっとこさ。持ち帰り用の容器をもらえるシステムらしい。

黒部ダム

キングオフダム。巨大サイズの人口構造物。見どころはダム本体と、完成するまでの奮闘。戦後の復興に伴う電力不足を解決するために、関西電力が建設したらしい。資材運搬のために長野県大町側からトンネルを通した際に破砕帯に突き当たった。困難を乗り越えるまでの奮闘のビデオがダム近くの展示場で見ることができる。想像通り、遠近感が狂うほどの巨大さに満足。

もともとこの日は室堂平登山を計画していたけど、ウェザーニュースによると昼頃から雨模様とのこと。8時にダムを訪れて11時半くらいに戻ることに。ウェザーニュースの天気予報の精度はすごくて帰り際にちょうど降り始める。

昭和軒

大町にある「ソースかつ丼」の名店。愛読書のツーリングマップルをみて訪問。メニューに「ソースかつ丼」がなくて戸惑うけど、「かつ丼」を頼むとソースかつ丼が出てくる。揚げ物続きだけどやっぱりうまい。12時前だったからすんなり入れたけど、続々お客さんがやってきて食べ終わるころには待ちが数名。テーブルにソースが置いてあって、追いソースができる。濃い味アレンジも自由自在。うまい。

フォッサマグナパーク&ミュージアム

フォッサマグナパークは2018/8/1にリニューアルオープン。無料駐車場あり。断層までは徒歩10分程度。見学は無料。断層は10mくらいの高さで露出していてとても見やすく迫力がある。断層が形成されるまでの説明看板がある。断層は触ることが許可されている。初めての訪問。普段暮らしている地面の成り立ちを詳しく説明してくれていて、実感をもって理解できる点とても素晴らしい。

フォッサマグナミュージアムは、個人的に「博物館」よりも「科学館」の色合いが強く感じた。目についた展示は大きく2種類。1つ目は「石の展示」。特にヒスイが強調されている。これはやはりフォッサマグナに由来する。ユーラシアプレートに沈みこむ過程でヒスイが生成され、隆起によって地表に現れる。複数プレートにまたがる日本ならではの鉱物。2016年に国の石に指定されたらしい。2つ目は、フォッサマグナのでき方。大スクリーンで丁寧な動画でみることができてとても分かりやすい。

富山県富岩運河環水公園(カナルパーク)

富山駅北口から徒歩10分程度にある公園。ホテルから徒歩で訪問。公園の中に「世界一美しい」らしいスターバックスがある。21時半ごろに訪問。公園全体がライトアップされていて十分楽しめる。適度な照明で落ち着いた雰囲気がある公園。中央に大きな池があり、ライトアップと合わせてキレイだった。カナルパークだけでなく、富山の市街地を歩いてみて感じたのは、札幌みたいにキレイなつくりの町だなと思った。

岩瀬(廻船問屋 森家)

古いけどキレイに保全されている町並み「岩瀬」。富山駅の北側に広がっている。南は大阪、北は北海道の港を往来しながら商売をする「北前船」によって栄えてきた。岩瀬には複数の廻船問屋がある。「森家」は岩瀬では3番目の廻船問屋とのこと。一番の見どころは、建物の説明をしてくれる館長。非常にスムーズに建物の見どころを紹介してくれる。写真は館長おすすめの位置からの鉄板構図。天井の梁も美しく超広角レンズだとなおよい。畳の敷き方が独特。中央畳が「川」を表現している。奥の畳が「半畳」敷きで、商売繁盛とかけているとのこと。二階建てで、二階からは表通りを見下ろすことができる。ここから見える風景はどう変わってきたのだろう。なんとなく寂しい気持ちになる。三角のどら焼きが岩瀬の名物みたい。うまい。日本海側は何でもうまい。

21世紀美術館

2度目の訪問。前回は「月曜日」で開いていなかったためのリベンジ。「ジブリー言葉の魔法展」を開催していた。一風変わった切り口で興味深い。言葉のチョイスが面白い。なぜ千と千尋は「ここで働かせてください」を取り上げたのか。この日は涼しい一日だったので、野外の常設展示を見ながら気持ちよく過ごせる一日だった。

最後に

雨天や諏訪花火と、想定外の状況もあったけど、だからこそ訪れた場所もあってよい時間を過ごせた。フォッサマグナパークはおすすめ。雨天は断層から雨水が染み出していてさらに見ごたえがある。