父の古希祝
気づけば、今年ももう4半期。コロナ禍で異様に時間が経つのが早い。
少しずつまとめていく。今回は2月に企画した父の古希祝。
■旅程
1日目:時之栖 温泉&イルミネーション&麦畑
■時之栖
「時之栖」は御殿場市のリゾート施設。6名で泊まれる「イルミネーション付きのドーム型ロッジ(ブルーベリーロッジ)」に宿泊。茶目湯殿で温泉を利用。富士山が一望できること、年齢制限があることがポイント。あいにくの曇りだけど、静かなひと時を過ごせました。
食事はレストラン麦畑で飲み放題。バイキング形式で地ビールを飲み比べが楽しい。今じゃ考えられないくらいの密っぷり。味・種類も豊富でお値段もお値ごろ。
その後、イルミネーションへ。無料/有料エリアに分かれていて光のトンネルがきれい。有料エリアはさすがに凝ってます。
宿泊施設の暖房ロッジハウスも6名で狭くはないサイズ。ロフトに2名。ベッド4台。清潔です。暖房もよく効いていて2月の厳寒期でも快適でした。イルミネーションが冷えるので、そのまま宿泊&再度温泉&追い酒が良い流れ。父の古郷のお酒「夜明け前」で乾杯。
■駒門風穴
溶岩が流れて固まった後が洞穴になっている。結構奥まで入れる。自然の造形で規則的な文様ができること。それに妙にしっくりくる名前がついてる点が見所でしょうか。
■屏風岩
「屏風」という名前はよく見る名前ですが、こちらは壁です。一部抜けて小さな滝になっていました。地質素人ですが、柱状石理?だとしたら、比較的ゆっくりと冷やされてできたものかもしれません。柱太めです。10m近く高さがあり真下から見ると迫力があります。
■韮山反射炉
世界遺産。江戸時代末期に鉄を鋳造していた施設。江戸(お台場)へ設置する大砲の製造を行っていた。熱を反射させる炉。基本的は原理難しくなさそう。耐熱煉瓦や不純物のケアなども細かい配慮がされている。一度見たかったので満足。
■総じて
父に楽しんでもらえたようで一安心。家族全員で集まれる機会もそうないから、兄弟/両親の協力もあっていい場になって良かった2日間。
【名鉄ハイキング】笠松~岐阜
概要
12/1(日)の名鉄ハイキングに参加してきました。「ぎふ市場まつり」、および、「笠松駅前の町並みと歴史」。道は基本平坦です。
笠松歴史未来館
係員の方に話かけてみると、笠松の歴史的な重要性を教えてくれます。笠松には「陣屋(行政、司法、立法を担当する役所)」がおかれていました。明治に時代売り払われて現存はしていませんが、跡地があります。陣屋がおかれた経緯について、文献は残っていないらしいです。ただ、おそらく以下だったのではないかというお話を頂けました。
①尾張徳川に対するにらみを利かせる
②物流のために治水を安定させる
ぎふ市場祭
お祭りが開催されていて、にぎわってます。阿波踊りやライブを楽しむことができます。また、お昼ご飯を購入することもできます。鮎の塩焼き、飛騨牛丼、イカフライ、鮎の汁物。種類が多くないけど、岐阜の名産を味わえます。売り切れが早く11時台前半がオススメ。物販もあり、妻へのお土産物に「しいたけ茶」を購入。鮎の塩焼きに並んでいたら、妻によく似た人を発見。妻でした。岐阜に惹かれて来た模様。お土産…。
加納城跡
江戸時代には「加納藩藩主」の居城だったそう。東側に川が流れているのみで堀はない。周囲を盛り土で囲まれた公園という雰囲気。紅葉、奇麗でした。
加納天満宮
建物自体も美しく、木漏れ日が見事な天満宮です。名鉄ハイキングのお客さんも多くにぎわってます。
自然遊歩道
加納天満宮から岐阜駅に向かって歩いている途中に川を渡ります。川の横側が遊歩道になってます。ススキの穂が輝いていて奇麗です。また、案内看板によると、季節によっては蛍が観られるそう。
丸電
JR岐阜駅前の丸電です。乗ることができますが...電車にあまり関心がなく、思うところはありませんでした。
ラスティコ4(コースアウト)
ゴール後に3km先のパン屋を目指してさらに歩く。目指すはラスティコ4。良い雰囲気の古い町並み風の一角にあります。入口がわかりにくい。表通りにドアがあるのに開かない。裏側にある引き戸もおしゃれすぎて、引き戸とわからず。パンはおいしかったですよ。
細い路地を進んでいくと一本の木が待ってます。こういう風景。好きです。ちなみに広場になっていて、ベンチがあるのでパンを食べるのに持って来い。岐阜駅行のバス亭もすぐ近くにあります。
まとめ
+3kmが結構あり、膝が悲鳴を上げてました。初めて名鉄ハイキングで妻と歩きましたが、一緒に歩きながら話をするのも楽しいものです。
【名鉄ハイキング】東海自然遊歩道&寂光院
概要
2019/11/24(日)に名鉄ハイキングに参加。今回は、善師野院⇒犬山遊園駅まで。難易度は星2つ。見所は「寂光院の紅葉」。日々の体力をつけるぞー。
熊野神社
108段の階段を登ると煩悩が取り払われると伝えられています。108段と数字は結構に感じますが、案外すぐです。本当に大変なのはこれからだと後に知ることになります。
東海自然遊歩道
その名の通りで「自然遊歩道」です。よく言えば「これぞハイキング」です。悪くは言いません。この道が1km位続きます。高低差もあります。また、ぬかるんでいる箇所もあり、良く滑ります。足を消耗します。
大洞池
「エメラルドグリーの水辺が美しい池」で江戸時代に作られたそうです。物販はありません。食事を食べられるだけのスペースはありますが、この先悪路が始まるためあまりお勧めしません。
断層
ところどころ断層が露頭しています。地球の活動のパワーを感じます。
不老滝
打たれると健康で長生きすると言われているそうです。滝つぼに座れそうな場所が見えます。なお、滝の手前でソーセージやから揚げの物販がありました。「サイトウハム」が先のルートに入っていたためパスして進む。
滝の道路挟んで向かいにベンチがあります。二組のご夫婦(?)がお弁当を食べておられました。お年を召しても、寄り添って仲良く一緒に暮らしている姿、素直に素敵だと思いました。
寂光院
ヒトコトでいうと、人だらけ。紅葉シーズンのため、名鉄ハイキングのお客さんもいつもより多いことに加えて、クルマでお越しのお客様も多く駐車場待ちの渋滞が発生している状態。ご本堂の写真はプライバシーへの配慮が難しく自粛。また、階段の段数は明記されてませんが、108段は軽く超えます。「カエレ...」と膝がしゃべり始めます。
紅葉
日の当たり具合で紅葉の進捗は変わります。本堂裏にいい紅葉を見つけました。赤と緑のコントラストを強調して撮影してみました。
二つ並んだ紅葉の葉が夫婦のようでした。こちらはコントラストを下げて、背景に木漏れ日を入れてみました。間もなく散ってはしまいますが、来年も元気な葉を咲かせてくださいと祈りを込めて。
サイトウハム
「ソーセージの試食があります」とコースマップに記載があります。記載は極めて正確です。味がわかる最低限のボリュームの無償提供を受けられます。あま市の「佐藤醸造」の後だったこともあり、ちょっと「えっ」と思ってしまいました。結局、買っちゃいました。500円也。
犬山成田山
階段がつらいけど、階段の中間位で右側に抜ける道があって紅葉は奇麗です。また、膝が痛いけど、左側に抜けるルートには「四季桜」が咲いていて、秋の桜を見ることができます。
まとめ
苦労して歩いて辿りつく先には奇麗な景色が待っていました。体はつらかったけど、心は満たされるハイキングでした。
【名鉄ハイキング】あま市
概要
健康づくりのため名鉄ハイキングに参加して4回目。今回は「あま市」。
ウォーキングコース
市街地がめいんですが、ハイキングっぽい雰囲気の道もところどころあります。天気が良かったので木漏れ日が気持ちよい。
七宝焼ふれあい伝承館
七宝焼きの展示、および、制作過程を見れます。美しい模様は非常に細かい作業でできていることがわかります。作品はもちろん素晴らしいのですが、小学生たちが作った作品(ブローチ)に抽象的で独創的なものが多くて見て・解釈を考えてが楽しいです。
佐藤酒造
蔵を見学できます。また、豚汁の試食(おかわり可!)と豆味噌の販売があります。赤味噌の豚汁は初めて食べたと思いますが、濃厚でおいしかったです。大根もうま。また、販売もお値打ちだったと思います。対応してくれた方(従業員?)の笑顔が素敵でした。赤味噌がオススメとのことでしたが、もともと東日本なので白ベースの合わせみそを250円/kgを購入。安い...。赤味噌を買って使えず無駄にしたくなく。
明眼院
日本最古の「眼専門の医者」だそうです。wikiによると802年に開業していたようです。今はお寺&公園といった雰囲気。その庭で釣り飾りのイベントを開催してました。
フクロウや来年の干支のねずみを見つけました。縁起ものです。屋外なので木漏れ日や光の当たり方で奇麗です。
野外で大規模に実施されているので、木漏れ日や光の当たり方が美しい。当然ながら一つ一つの人形もこだわりを感じてかわいい。今回一番の見所でした。
甚目寺観音 (ゴール)
左側に「ウォーキングゴール」の受付があります。今回も運よく当たり。なんと、景品は一度あきらめた「赤味噌」でした。量もちょうど良く最高の景品でした。おいしかったらまた買いに来よう。
まとめ
常設コースのようでまた来年もあるのかな?七宝焼きは知らなかったので社会科見学になりました。豚汁もおいしく、明眼時つるし飾りは美しく。見ごたえ十分なコースでした。名鉄には素晴らしい企画を準備してくれ、参加するたびに感謝の気持ちです。。
広島一人旅日記
観光ルート
1日目:愛知⇒尾道市⇒しまなみ海道をサイクリング⇒今治
2日目:今治⇒(フェリーで岡村島)⇒とびしま海道サイクリング⇒呉⇒(電車)⇒広島市
3日目:広島観光宮島/平和記念公園
観光モチベーション
2019年の愛知県の自動車関係会社は、不規則なお休み(月火)の4連休。連休初日は平日のくたくたを解消に休養。休養しながら葛藤する。動きたくないvs休み明け後悔するから出かけたいの構図。
会社と自宅の往復の日々×体調の不安×仕事のストレス。もやもや抱えているものがあって。「面倒事に巻き込まれるのがイヤ」が行きたくない理由で、行けない理由を探している状態。体調?宿泊先?計画?自転車装備?どれ?
「行ったほうがきっとすっきりするよ」と嫁が背中を押してくれた。ネガティブな気持ちがちょいちょい顔を出すけど、朝5時半に起きれたら行くことにして荷物準備だけして寝た。起きれた。行ったほうが良いと思っているらしい。だから出かけた。
一日目
5時半起床。 6時台の電車で出発。嫁も起きてくれて駅まで車で送ってくれてうれしかった。行き先の事前情報が少なく、新幹線で調べながら移動。 尾道駅に着いたのが10時。自転車を組み立てる。向島への船へ。旅の始まり。
【向島】 後藤飲料水工業所のサイダー&ラムネ
ここに来ないと飲めないため、ラムネとサイダー両方頂きました。向島の湧き水で作られていてすっきりとおいしいです。お店のおじさんの笑顔が印象的。
向島の湧き水を使ったサイダーとラムネ。「シクロの家」さんのHPで紹介されていた。最短ルートだと通らない位置にある。青いライン(自転車道の目印)にこだわらないがしまなみ海道の楽しむ方法の一つとも紹介されていた。
【因島】はっさく大福
二口サイズで中に「はっさく」が丸ごと入っていてジューシー。1個200円。2個購入。ベストシーズンはもう少し寒くなってから。酸味があってジューシー。 冷蔵庫で2日が消費期限らしくお土産としてのハードルは高い。
【生口島】耕三寺
不思議なミュージアム。入場料(1200円)。 ブルーラインから一本裏側に入ると見つかります。 外門の雰囲気から「台湾のお寺」のような想像をしながら入る。想像と全然違う施設だったが見ごたえあり。未来心の丘、地下回廊、平等院を参考に設計された寺院、15mほどの観音様とてんこ盛り。
未来心の丘
大理石で作られてます。白く美しい観光スポットです。そのため、カップルがとても多かったです。レーパンは完全にアウト。アウター(レインウェア)を上から羽織って歩くのも、強い精神力が必要です。キレイだけど人口密度高いです。自転車では一回でいいかな。
ねずみ男みたい。石の表情も様々で一つ一つ面白い。海外からのお客さんも多めでした。
千仏洞
鍾乳洞のような空間。違うのは、待っているのが鍾乳石ではないこと。入口の雰囲気がかなり怖いですが幻想的。
周辺施設(ちどり)
「タコ飯屋さん」ちょうど向かいにあり、名店の模様。とても混んでました。次回必食。
【大三島】サイクリストの聖地
「サイクリストの聖地」を発見。同じく現地におられたサイクリストさんにお願いして、一枚撮ってもらった。迷ったけど来て本当によかった。嫁に感謝。大三島は次回に残して今回はここだけ。伯方の塩の工場、 大山祇神社 、大久野島に行きたい。
【伯方島】外周ルート
外周ルートは「海沿いを走れ景色がきれい」で「高低差が無くフラット」という情報を見つけて、外周ルートを選ぶ。景色は情報通り。車では入れない眺望スペースが随所に準備されていてます。海をのぞき込むと水面の色が奇麗な緑です。高低差は何かの見間違いか...感覚的にはつらい。つらつら...と独り言を言いながら伯方島を満喫。
途中動物が飛び出してきた。首輪をしたワンちゃん。役場へ電話。小さい島だしあわよくば保護/返却してあげて欲しかったが塩対応だった。さすが伯方。飼い主から役所に問い合わせがあった場合に、目撃情報を教えて欲しい旨だけ約束してくれた。
【大島】来島海峡大橋
最後の島。四国までもう少し。一つ目の峠を軽めのギアでゆっくり登る。二つ目の峠は、バラ園を抜ける海岸ルートで回避(シクロの家さんのHPに感謝)。来島海峡大橋が見えるころにはかなり薄暗くなってきた。
ループ橋でこれからわたる橋を眺めながら、補給食を食べて最後のラストスパートへ。来島海峡大橋へ向かってさらに登る。サンフラワーを発見。札幌在住時代が懐かしい。
来島海峡大橋は4kmもあるため。徐々に日がくれて真っ赤な夕焼けに。 泣きそうになる。なぜだろう。「変わり映えのない毎日」の中で意識しない夕暮れが心に刺さったからなのか、疲労感の中でもう少しでゴールと応援に見えたからなのだろうか。両方な気がする。頭の中で「乾杯」のサビの部分だけ繰り返し流れる。「それぞれの道を...」この旅も一つの分岐な気がした。感動的な夕焼けだった。
今治市
「来島海峡大橋を超えたらゴール!」と思っていたら、サイクリングロードはまだ続くらしい(to今治駅)。橋⇒駅⇒ホテルへ。ホテルで近くのお店を聞き「世渡(セドリ)」さんで夕食。ここの「皮焼き鳥」の味が濃厚で、今治市へ行くならまた絶対寄りたい。スマホ禁止で、カメラももっていってなく写真無し。皮焼きを計3皿も一人で注文してしまった。それくらいうまい。
二日目
フェリーターミナル⇒岡村島
とびしま海道の入り口(岡村島)までフェリーで移動。6時半にターミナルへ到着。朝早いのにおばちゃんがとても親切。フェリー/旅客船が選択肢。旅客船のが早い。注意点は、自転車は10台までなのと、日によっては海水を多少浴びること。結構揺れてた気がするが、寝て起きたら岡村島。
岡村島
岡村島にもブルーラインがあるので迷わない。写真のようなきれいな景色が続きます。とびしま海道は、「ヒルクライムで眺望の良い展望台」「海面により近い道路」が特徴のようですが、体がもたないためヒルクライムはパス。ありがちな構図だけど、広角らしいお気に入りの一枚。気持ちの良い曇り空。今日、雨は降らないらしい。
大崎下島
岡村島から橋を一本渡ると「大崎下島」。この島のブルーラインは「反時計回り」ですが、時計回りに進むと古い町並みが残る「御手洗地区」に行ける。
御手洗地区
古いの町並みの保存地区。江戸以降~昭和初期までに建てられた建物が混在しています。「美濃のうだつの上がる町並み」に雰囲気が似てる。観光客も地元の方も会うことが少なく風景写真を撮るにはいい環境。町並み美しい。
天満宮。とても静か。秋に向けて一足早くリタイアした葉が足元をにぎわしている。本当に静か。一人でこの空間にいること自体に贅沢さを感じる。
町並みの北側に展望公園への途中で撮影。レモン畑の横を登っていく。野性味あふれるレモン畑、キュットまとまった町並み、曇り空を映す瀬戸内海、遠くに浮かぶ島々と気持ちがよい。
このあたりで、右膝に違和感を感じ始める。階段昇降すると鈍く痛い。夜サロンパスを購入。また、食事はこの地区ですればよかったと後で後悔。アナゴが名産のようです。この後、お店が少なくなる。空腹には甘い炭酸がよく効くと悟る。
上蒲刈島(採石場 )
左下の方に採石用の車が写ってます。規模の大きさを物語ってます。後々調べてみましたが、何を採掘しているのかわかりません。ラピュタのパズーが働いていたような風景も見れます。
大和ミュージアム
とびしま海道を海際の平坦路は気持ちよく、橋の前の激坂は死にそうになりながら抜けて本州へ。そのまま自走して、呉市街地の大和ミュージアムへ。
「戦艦大和」の背景には戦争があり、戦争の振り返りから始まります。その上で大和の位置づけが説明されます。大和建造時のプロセス管理や製造技術を紹介してくれ、現在の産業で活きていると一度結びます。
戦争の説明は悲しく暗い内容です。「戦艦大和」もポジティブな話は「設計製造」まで。それ以降は暗い話が続きます。主戦場が空へ行き軍事的な意味が薄れたこと、沖縄での爆発、原爆投下、廃戦。
個人的に「呉の造船業のルーツ」と「戦争は悲惨さ」が主題に感じた。その一つのわかりやすい着眼点が「大和」なのかと。
電光石火(お好み焼き)
「呉駅⇒広島」へは輪行。ホテルに荷物&自転車を預かってもらい、夕食を探しにでる。駅南側ビルに入っている「電光石火」へ。少し変わりだねで厚みがある。大盛況で、19時ごろに訪問して1時間待ってようやくありつけた。広島県のお好み焼きは麺入りが標準。そば・うどん選べる。今回は「そば」をチョイス。牡蛎トッピング。具だくさんでうまい。結構高価で1600円ほど。日常使いはできないなーと庶民感。
3日目
厳島神社
後景の山にいい具合の靄がでていて幻想的。鳥居はなんと修繕中。現在終了予定未定。のちに、現地ガイドの方によると、前回の修繕が明治で100年近くが経っているそう。構造はシンプルに自重でただ立っているだけ。自重を稼ぐため鳥居内部に重しが入っていて石などが入っているとのこと。文字が書かれた石などもできていているらしく見れないのが残念。
乗船10分程度で厳島へは到着。島内公認ガイドツアーがあるとアナウンスが入り申し込む。開始時間までは島内をぶらぶらとめぐる。
島内を鹿が歩き回っててて奈良公園のような状態。奈良公園では神様の使いという扱い。一方、厳島では神の使いではなく野生の鹿という扱い。ノーステータス。レクサスとトヨタ車みたいな感じ。ガイド人によると、メディアで「神の使い」と紹介されがちで勘違いされるそうです。厳島神社の神の使いは「カラス」です。厳島神社の入り口の屋根の上に「カラス」を模した飾りがあります。
厳島神社が現在の形になったのは「平清盛」の力が大きいようです。平清盛が安芸守に任命された際に、日宋貿易の安全祈願して寝殿造りのお社を建築されたと。柱は木製で「赤」は何重にも重ねた漆の色だそう。立入可能エリアの床板は2重に張られています。下が神社としての床で、上が観光客の靴に対して養生する目的だそうです。この仕組みになるまでは、靴を脱いで参拝していたそうです。
厳島神社へのフェリー搭乗前に上野商店で事前に買ったあなご弁当。並盛で2200円。増税の影響と不漁で高い(津市ならウナギを食べられそうな金額)。名産とのこと、アナゴをこれまで食べる機会がなかったため奮発。悠長に写真を撮ってるすきに、リュックサックに鹿の体が生えていた。食べ物ないんだけどね。鞄から頭を取り出し避難。アナゴの味は一度食べれたので満足。
平和記念公園
厳島神社から平和記念公園までの高速船があると知り利用。2200円。通常の陸路よりも早いが、値段が1000円弱高い。乗船時間は1Hくらい。船旅も観光と割り切る。デッキに出ることができ運河から「原爆ドーム」を見ることができる。
ここだけ時間が止まっているよう。恐ろしい破壊力だったんだろうなと無機質なという感想を持つ。なんというか、被写体を見つけた浮ついた気持ちでシャッターを連射したうちの一枚。
広島平和記念資料館
原爆の悲惨さを伝える資料館。被災時の写真、被災者の書かれた当時の絵、被災者の身に着けていたものが展示されている。かなり生々しいが最初の感想。進むにつれて、オブラートに包んでいることがわかってくる。光、熱、風、放射能と複数の要因で苦しい思いをされた歴史が現実に起きた。
資料館の展示写真の最後から2枚目。後遺症に苦しめられる夫婦が出産し、赤ちゃんを抱きあげている写真。赤ちゃんの無垢な顔と、父親の泣きそうなほどの笑顔が印象に残った。あの位置にあの写真があったのに意味があるだろう。幸せになれただろうか。あの写真をもう一度見たい。
原爆ドーム
最初の写真と逆側から撮影。爆心地側のため、最初の写真よりも建物のダメージがより一層ひどい。当時の惨状も、今までの復興をどのような気持ちで見てきたのだろう。
みっちゃん総本山(広島駅)
広島のお好み焼きの元祖の店を、旅の最後の一食にチョイス。ちょっと麺との比率がおかしい。が、麺がパリパリしてておいしい。専用の追いかけソースを借りれるので好みの配分で。店長の手際の良さがやばい。
ペロリと食して、ホテルで荷物を受け取り、新幹線へ搭乗して旅行は終了。
まとめ
ちょっとネガティブな気持ちから出発した急な旅行ですが、大きなトラブルもなく天候にも恵まれて最高の旅行になりました。一人旅は現地の人や、他の方との交流ができる点が魅力だなと。あまり人と話す方ではないけれど、皆さん優しい方ばかり。自分もそうありたいなと。
明徳寺川の八重桜並木でゆったりと桜を眺める
概要
19/4/22愛知ではソメイヨシノの季節は早くも過ぎて行ってしまいました。ソメイヨシノの次にくる春を探しにクロスバイクでぶらり。最近リニューアルオープンされたイオン東浦から1km程度の場所にある「明徳寺川の桜並木」をみて春を楽しみます。
明徳寺川の桜並木
基本情報
所在地:愛知県東浦町緒川
見所/見頃
八重桜(4月中旬~下旬)
ソメイヨシノが散ってから、明徳寺川の八重桜は見頃を迎えます。4/21(日)時点で満開少し過ぎ位。まだまだ見頃な状態でした。川の南側に高台がありそこからの一枚。1kmくらいの桜並木を楽しめます。遠くに見えるのは東浦イオン。リニューアルオープンしたばかりで、駐車場は90分待ちの看板。
木をコッコッコッと叩く音がしたので探してみたらキツツキと思われる鳥を発見。調べてみるとコゲラという鳥のよう。昨年訪れたときは、泳ぐカワウソのような生き物も。 ここは住宅地が近いけど少しだけのどかな風景で普段あまりみない動物にであえることがあります。
ここの桜は盃状が多め。上に延びて横に広がるので、頭上に広がる傘のようです。花の密度は高めですが、大きめの塊がまばらについているので枝も主張しています。こちらは傘の骨のよう。路面は歩きやすいです。写真の足元のように桜マークが彫られてます。
まとめ
明徳寺川の八重桜はキレイな状態で見ることができました。八重桜は花びらの塊はとても豪華で奇麗です。樹木としてみると、花の分布がまばらで枝が目立ち気味で少し好みではないかなと。今年の桜はこれで見納めでしょうか。次は、藤、カキツバタ、つつじ、芝桜を探しに出かけます。春は花が豪華です。
高山山王祭2019
岐阜県高山市で毎年4/14,15に「山王祭」が開催されます。2019年は日月開催だったため、月曜日にお休みを頂き、一泊二日で祭に参加してきました。桜も期待しましたが、この年はまだつぼみでした。
初日(19/04/14)
12時半に高山市へ到着。天気は雨。宿泊先に車を預けて高山祭の会場へ向かう。
ラーメン(宮川伊吹)
お昼ご飯に高山ラーメンをまず一食。祭り会場までの間にあった「宮川伊吹」に立ち寄る。新しい高山ラーメンを提供しているとのことで食べ比べたいなーと思い立ち寄る。魚介系のダシが強めです。おいしく頂きました。
からくり奉納
山王祭の見所の一つが「豪華な山車」です。からくり人形が設置されている山車もあり、からくり人形による舞いが披露されるのが「からくり奉納」です。山王祭では、高山陣屋の前で3体の舞いを見れます。この日は残念ながら雨天のため「屋台蔵」での開催となりました。雨天だと傘をさしているお客さんも多くてとても見づらく、次の日に期待。
高山陣屋
税務所/裁判所といった機能を持っていた江戸時代の施設。力を持っていた北陸の大名に対して目を光らせる目的があり、幕府直接管理だった。お願いすると説明員の方の説明を聞けます。 建物は復元/当時からの瀬日が混在していまが、当時の図面をもとに復元されており設計は当時のまま。江戸の生活を想像することができます。電球がなかった時代のため、勤務は日照に合わせていて勤務時間は短かったとのことうらやましい。それにしても、4月だというのに畳から伝わってくる冷気が厳しい。
夜の町並み
日が落ちた後の夜の町並み。夜祭は雨天で中止。人もまばらになり徐々に静かさを取り戻します。町並みは美しく。夜の町を散策して宿に戻り次の日に備える。
二日目(19/04/15)
天気は晴れ。7時半に宿を出発して朝市へ向かう。高山の朝の空気は気持ちよい。今日はからくり奉納、御巡幸が開催される見込みとのこと期待が膨らむ。
龍神台の蔵出し
朝に屋台を収納している蔵から屋台をひきだしている場面に偶然遭遇。屋台は「龍神台」で、からくり奉納を行う特別な屋台の一つです。まだ、時間が早く、祭りの参加者、テレビ局の方が良く目に留まり少ししまった空気感でした。
からくり奉納
三台の屋台が並び、梁の上でからくり人形が激しく舞います。手前から石橋台、龍神台、三番叟。山王祭(春)はこの3体が順に舞います。月曜日でしたが、50分くらい前に並び結構いい位置をとることができました。開演前に高山警察から「盗難の注意」が放送されますが、このアナウンスが7カ国語(?)くらいで淡々と放送されます。日本語→英語→中国語→韓国語...と、淡々と同じ声で進むため途中からじわじわ面白くなります。放送後に大勢の拍手が上がってました。
三番叟
三番叟は「翁」という意味です。少年が箱を空けると翁に変身します。浦島太郎のようなストーリーだと思います。扇子や鈴といった小道具を握る動作は、からくり人形と思えないリアルさです。翁の変身時は「カチッ」という嵌合音(?)が聞こえて少しおかしい。
龍神台
不思議な物語のからくりです。「優しい少年が困っている老人を助けた。老人は大酒飲みで困っていた少年はある日、神様から夢でお告げを聞く。人ではないので捨ててくるようにというお告げに従い、泥酔した老人を壺にいれて捨てに行く。捨てられていたことに老人は激怒して龍神の姿に代わる」という場面です。物語に謎が多いですが、からくりは見ごたえがあります。龍神人形が、別の少年人形に運ばれてくる。人形によって設置された龍神人形は、くるくるとダイナミックに動きまわる。技術的にどうなっているか気になる。
石橋台
これもまた不思議な物語。舞う女性がうっかり獅子の姿に変身してしまい、その後女性の姿に戻るという内容です。獅子の顔部分が、お尻についているため、社会風紀上禁止されていた時期があるそうです。
御巡幸
大名行列のような行進を見ることができました。衣装と町並みがマッチしていて、風景としてキレイです。人の映り込みが激しいので写真掲載は控えます。
高山ラーメン
高山ラーメン二食目。高山駅ー古い町並みの間にある「しらかわ」です。故障強めのスパイシーな醤油味です。11時半くらいに並びましたがおよそ30分待ちでした。味はかなり好みでしたが、効率化のためか店内ばたばたとしていて落ち着かない。
まとめ
長らく気になっていた高山の山王祭を満喫できた。天気は100点ではなかったけど、十分楽しめた。秋祭は週末にかからないとのこと今年は参加難しいかな。また、機会があえば秋祭に参加してみたいものだなと。次は温泉も。